パスキーご利用ガイド¶
最終更新日: 2026-08-23 対象読者: 全ユーザー
概要¶
パスキーは、指紋や顔認証など、いつもの端末のカギで Web版に入る認証です。パスワードをその場で打たないため、盗み見・使い回し・偽サイトへの入力を避けやすくなります。仕組みは国際標準の FIDO2 / WebAuthn です。
⚠️ 注意: パスキーは Web版だけ です。スマホアプリにはパスキー画面がありません。アプリはメールアドレスとパスワードで ログインする してください。
登録の手順は パスキーを登録する にあります。
パスキー必須のクリニック¶
クリニックの設定でパスキーが必須のときは、Web版にパスワードで入った直後、パスキーの登録画面へ進みます。登録が終わるまで、他の Web 画面には進めません。
必須でないクリニックでは、あとから設定画面の「パスキーを登録」から追加できます。自分のクリニックが必須かどうかは、ログイン直後の行き先で判断してください。
どのように動作するか¶
登録(初回)¶
- パスワードで Web版にログインします。必須のクリニックでは、この直後に登録画面が出ます。
- 画面の QR コードをスマホで読み、指紋または顔認証を行います。
- サービス側に残るのは公開鍵だけです。秘密のカギは端末の外に出ません。
ログイン¶
- Web版のログイン画面でパスキーによるログインを選びます。
- 端末が「その場かぎりの質問」を受け取り、端末内で署名して返します。
- 正しいサイト(ドメイン)と鍵が結びついているため、偽サイトでは使えません。
💡 ヒント: パスキーが見つからない・失敗するときは、画面の案内でパスワードログインに切り替えられます。
安全性の要点¶
- パスワードをその場で入力しないため、打ち込みや使い回しの事故を減らせます。
- 鍵は本物のサイトにだけ結びつきます(フィッシング耐性)。
- 指紋・顔の情報は端末の外に出ません。
- 認証の要求は短時間で失効します(目安 60 秒)。使い回しできません。
- 試行回数や接続元の制限、登録・無効化・削除の記録(監査ログ)があります。
- 通信は TLS で保護し、正当な接続元だけを受け付けます。
医療機関での利用を想定し、厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」が求める本人認証・通信保護・アクセス制御・監査の考え方に沿った構成で提供しています。
基本の操作¶
Web版にパスキーで入る¶
- ログイン画面でログインを押します。
- スマホまたは PC の指紋/顔認証を実行します。
- 成功すると Web版に入れます。
ブラウザは最新版(Chrome / Safari / Edge など)を使ってください。
端末の管理¶
登録済みの端末(「自分のスマホ」「院内 PC」など)を一覧で確認できます。不要な端末は無効化または削除してください。登録できる端末数には上限があります(例: 10 台)。
よくある質問¶
パスキーで入れないときは?
画面の案内でパスワードログインに切り替えてください。ブラウザの更新、端末の時刻、ネットワークも確認してください。
スマホをなくした・壊れたときは?
別の端末にもパスキーを登録しておくと安心です。紛失時はクリニック管理者またはサポート窓口に連絡し、対象端末の無効化・削除を依頼してください。
機種変更のときは?
新しい端末で再度登録してください。古い端末は不要になり次第、無効化または削除します。
だれが端末を削除できるか?
原則として本人が管理できます。組織の管理者は、所属メンバーの端末を業務上必要な範囲で管理できます。
Windows Hello で登録できるか?
Windows PC 内蔵の Windows Hello での登録は、スマホ連携の都合でブロックまたは非推奨になることがあります。スマホの QR 登録を使ってください。手順は パスキーを登録する を見てください。
困ったとき¶
- 「パスキーが見つからない」: いったんパスワードで入り、登録状況を確認してください。
- 「ブラウザが非対応」: 対応ブラウザの最新版を使ってください。院内端末は IT 担当に確認してください。
- 「QR が読み取れない」: 画面を明るくし、距離を調整してください。
- 「別サイトに見える」: ブックマークから正規のログイン画面を開いてください。